バイオ本部は、福岡県のバイオの拠点、久留米市にある福岡県バイオインキュベーションセンターに入居しております。DNA解析装置やガスクロマトグラフ質量分析計 (GC/MS)などの分析装置を備えたオープンラボも併設されており、最先端の研究を行うことが可能です。

当社実験室はバイオセイフティーレベル（Biosafety Level）2の研究施設になっています。実験室内には生物学用安全キャビネットを設置しており、徹底した安全管理のもとウイルス、細菌、カビを扱っています。

主に海洋環境から分離したバチルス属や乳酸菌を含む4,000株にもおよぶ細菌ライブラリ（コレクション）、ウイルスやカビなどの菌株をストックしています。この中から、様々な特性を持つ微生物を選抜し商品化しています。また、細胞毒性検査や抗体作製に用いる動物細胞株や昆虫細胞株を数多く保有しています。

微生物のDNA定量に用いるリアルタイムPCRシステムをはじめ、多数の分析機器を保有しています。当社の研究開発以外にもお客様のご依頼や品質管理などで使用しています。

微生物株の培養や選抜菌株の生産検討を行うジャーファーメンターなどの培養装置を備えています。また、ほこりや微生物など混入を防ぎ、無菌的に作業を行うことのできるクリーンベンチも備わっており、高品質な製品づくりを可能にしています。