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株式会社九州メディカル

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九州メディカルはこんなところ。

お客様のご要望にお応えできる開発者になりたい

バイオ本部 研究員 下川 智子

バイオ本部 研究員 下川 智子

人々の暮らしに役立つバイオ製品づくりに取り組む

 私が所属するバイオ本部は、海洋などの自然環境にいる無数の微生物の中から人々の暮らしに役立つ微生物を探索し、その優れた機能を解明しながら、人々の健康と生活に貢献する「安全・安心な微生物」の利用技術の開発に努めています。その中で私は研究員として日々さまざまな基礎研究や実験業務、商品開発業務を行っています。

 入社1年目は主に実験の補助業務を担当していましたが、2年目からはテーマにしたがって研究活動を行っています。当時私が担当したテーマは、「クルマエビのカビの病気を抑える菌の研究」です。大学では水産学を専攻し、魚の病気と病原体について学んでいたので、その知識が生かせるテーマを選びました。しかし、バイオの経歴がなかったので、帰宅後はとにかく勉強に打ち込む日々が続きました。仕事を始めてからの方が圧倒的に勉強量は多くなったと思います。そのようにしてキャリアと勉強を重ね、現在では水産のみならず畜産の分野の研究・開発も行っています。例えば、養豚場の悪臭を抑える菌の研究。7年にも及ぶ研究が実を結び、近々商品化され、今後全国の養豚場で使われる予定です。また、最近では、鶏に体に潜む食中毒の原因菌の研究にも取り組んでいます。

バイオ本部 研究員 下川 智子

自由度が高くチームワークの良い理想的な職場

 研究職の仕事には、ある程度自由が必要だと思うのですが、その点においても九州メディカルのバイオ本部は研究員の自由を尊重してくれます。そしてスタッフのつながりを大事にする風土があります。自由でありながら、それぞれがやっていること、やりたいことを全員が把握できる、とても働きやすい職場環境だと思います。

 これからの目標は、海外のお客様からの様々な要望にお応えできるような商品を開発していくことです。今後は語学力と商品のプレゼンテーション能力を高め、海外営業のサポ―トにつなげたいと思っています。現在、語学力の向上のために、オンライン英会話の受講を会社からサポートしていただいています。