Menu

九州メディカル Bioindustry Division

確かな微生物の力で明日を切り拓く

モスキラー

チョウバエやユスリカなどの不快害虫は、浄化槽や側溝など有機物の多い汚水で発生します。アレルギーや食品異物混入の原因にもなっています。
バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)が産生する殺虫タンパク質は、ターゲットとする昆虫のみに非常に強い殺虫活性を示しますが、他の生物や環境にはほとんど影響がありません。
この殺虫タンパク質を主成分とした水生系不快害虫駆除剤は、環境負荷の少なく、化学殺虫剤を控えたい場所などもお使いいただけます。

不快害虫
不快害虫

主成分

  • Bacillus thuringiensis D142株が産生する結晶性タンパク質(写真中の矢印)

Bacillus thuringiensis D142株が産生する結晶性タンパク質(写真中の矢印)

作用機序

  • 幼虫に取り込まれた結晶性タンパク質は、消化管内の高アルカリ性下で可溶化したのち、消化酵素により切断され、活性化毒素となります。この毒素が消化管内の受容体と結合し、組織を破壊することで幼虫が死に至ります。

特徴

選択性 標的昆虫の幼虫にのみ効果を発揮します。
拡散性 発泡により有効成分がすばやく広がります。

使用方法

  • 水量200Lあたり1錠を投入してください。有効成分が流れるのを防ぐため、流れの少ない場所でお使いください。

包装形態

  • 10錠
モスキラー